嗅覚の話

美味しいという感覚は五つの感覚全てで享受します。

嗅覚の話
我々はいいニオイ、嫌なニオイを嗅ぎ分けることができます。
個人差や趣向はあっても、
いいニオイも嫌なニオイもだいたい万人に共通しています。

嗅覚というものは何で存在しているんでしょう。
生き延びるためですね、当たり前。他の感覚も同じ。
楽しむため、というのは生き延びてこそ。

腐ったものや有害物質を食べたら最悪死にます。
味覚を働かせる前に、まずニオイで判断、
いつも食べているものが、いつもと違ったニオイだったら
食べなくて済みます。

都市ガスや天然ガスに、ツンとしたニオイがつけてあるのは、
ガス漏れに早く気づくためです。

これほど大切な嗅覚ですが、
体調が悪いとニブくなったり、逆に鋭敏になり過ぎたりします。

小鼻の横にある「迎香」というツボは、大腸経に所属していて、
大腸経と肺経は表裏関係にあり、肺は嗅覚を支配しています。
便秘や下痢のとき、鼻づまりのときというのは体調の悪いとき、
いってみれば生命力が存分に発揮されていないときです。
嗅覚がおかしいときは病気の治りも悪い。
慢性化しちゃっている人もいます。

ニオイがわからないと何を食べても美味しくない。
本当の意味での美味しさがわかるというのは
嗅覚が元気で、生命力が旺盛な証。

ありがたい嗅覚です。




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