ツボはえらい

咳に用いる「治喘」というツボがあります。

喘は、あえぐ、息を切らす、といった意味で、
それを治すから治喘。

治喘穴の深い、指圧では届かないところには
交感神経節がありますが、
咳を支配するのは主に副交感神経ですから、
いくらここに鍼を打って交感神経の興奮を鎮めても
咳は治まらないはずで、そういったことでは、
治喘に鍼を打つことの説明がつきません。
治喘が咳に効く理由は他にあります。

例えば、肩や首のコリが激しいと、
肉体的精神的なちょっとのストレスが、
咳を起こす引き金となってしまいます。

つまり、この治喘で肩コリ首コリが解消されれば、
咳も治まる(治まりやすくなる)。

「交感神経が高まれば、副交感神経は鎮まり、
副交感神経が高まれば、交感神経は鎮まる」というは
正常な状態のときのことで、病気時には、
交感神経の興奮が高まると副交感神経も高まるという
変なことがおきます、異常事態。
だから、交感神経節に鍼を打つことにも
実は意味があるのかもしれません。

また、自律神経の中枢は視床下部、
視床下部に届いた鍼の刺激が、
全身を巡る自律神経を調整するということもあり得るでしょう。

そんなことを一度に担っているツボはえらいなぁ。




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