胆2

胆は決断を主る。

胆の機能に、胆汁の貯蔵とその排泄があります。
これは現代医学でいうところの「胆嚢」の働きと
全く一緒です。

この胆汁排泄作用は、
肝の疏泄作用によってコントロールされます。
疏泄とは、「よどみなく巡る」という意味。
肝の疏泄作用が正常に働いていると、
胆汁の排泄もスムーズに行われます。

もう一つ、胆の働きには「決断を主る」というものがあって、
これは現代医学の胆嚢にはないものです。

胆は身体の中央に鎮座しています。
「胆は中正の官、決断これより出づ」とは、
胆が病むと決断力が低下し、
他の臓腑の失調を招くという意味です。

俗に「肝っ玉が大きい(または小さい)」などと言ったりしますが、
この言葉は、胆が心の落ち着きに関与していることを
あらわしています。

古典には、「胆の気が旺盛であれば、五臓六腑の気がすべて旺盛で、
邪気に犯されにくい。しかし胆の気が虚すと、
五臓六腑の気も虚し、病気になりやすい」とありますから、
そんなに簡単に取ってしまっていいものではない
大切なもののはずです。
「しかし取らざるを得ない」という状態になる前に
何とか手を打ちたいものです。

仮に胆嚢を取ってしまっても、胆力までも失くしたくないですね。




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